Q.なぜ近視や遠視になるのですか?
A.一番大きな原因は遺伝と考えられています。近いものを長時間見る、などといった環境面の影響もあり、仮性近視はとくにその影響が強いといえます。近年はテレビゲームの普及が原因と思われる、近視の低年齢化が進んでいます。
Q.近視の度の進行は、いつまで続くのですか?
A.近視の進行は、からだの成長とともに眼球もわずかずつ大きくなり、眼軸長が長くなることが主因です。からだの成長が止まる20歳前後以降は、近視もそれほど進行しなくなります。
Q.近視の人は老眼になりにくいって本当ですか?
A.水晶体の調節力が衰えるスピードは、近視や遠視に関係なく誰でもほぼ同じです。ですから近視の人でも老眼になります。ただ、眼鏡やコンタクトレンズをはずすと近くがよく見えるので、症状に気付きにくいことは確かです。
Q.眼鏡やコンタクトレンズを作るとき、視力測定のほかにも、なにかの器械を覗く検査をすることがありますが、あれはなにを調べているのですか?
A.角膜の形状を調べたり、機械的に近視や遠視・乱視の程度を測定しています。視力矯正の一番適切な方法を決めたり、コンタクトレンズが角膜の形状に合うかどうかなどを確認します。
Q.眼鏡をかけると視力の低下が早まるそうですが…
A.よく尋ねられる質問ですが、そんなことはありません。眼鏡が必要になるということは、視力低下が進行し始めた時期ということで、レンズの度数をこまめにチェックする必要があります。そうしたことが、このような誤解を生むのだと思います。眼鏡をかけずにがまんしたからといって、視力低下を抑えられるわけではありません。
Q.屈折異常の手術治療について教えてください。
A.角膜の周辺部分を放射状に切開したり、レーザーで角膜を平坦にします。すると角膜の屈折率は弱くなり近視が矯正され、乱視も治せます。最近では遠視を治すこともできるようになってきました。器機や技術の進歩で安全性も高くなっています。しかし、健康な角膜を傷つけ、元の状態に戻せなくしてしまう(やり直しがきかない)この手術を積極的に行うかどうかは、眼科医によって考え方が異なります。主治医に十分な説明を受け、自分の屈折異常の治療に適しているかどうか納得してから受けてください。なお、保険は適用されませんので費用は全額自己負担になります。
Q.「近視が治る」という治療法や視力訓練法の情報がたくさんありますが、本当のところはどうなのですか?
A.近視が根本的に治ることはありませんが、確かに一時的に視力回復効果が認められるものもあります。ですから、すべて一律にだめと否定することはできませんが、情報を鵜呑みにせずに、眼科医に相談するとよいでしょう。
なお、視力はもともと測定時の体調や暗示、測定の条件などによって、結果にバラつきが生じやすいものです。また成人後でも老眼が始まるまでは、視力低下の一部が仮性近視によるものの可能性も考えられ、その場合は理論的にも視力回復訓練が有効なケースがあります。
 そーかー。アイはきっと近視なのね。アイのパパも眼鏡をかけてるし。インターネットのやりすぎかなー? 眼鏡とコンタクト、どっちにしようかしら。初めて眼鏡をかけて学校にいくときって、ちょっと勇気がいりそうだな… |